自宅でリハビリ中

日々思うことや物語なぞ 書いてみます。

神様のいたずら

こんな話は、どうだろう。
神様が人間にいたずらをしかける。
地上の、ひとりの男性に魔法をかける。辛い思いをして、その後幸せになったり、不幸になったり、何もかわらなかったりする魔法だ。
魔法をかけられた人は、それがとけるまで過ごす。魔法がとけたとき、それが素晴らしい日常を生きていたことに気付く。たとえば、この男性の場合は、愛する女性と結婚がしたいと考えていたが、お金がない。しかし、なぜか、周りが協力するかのように、話がトントン拍子に進んでいく。職は見つかり、両親とも仲直りし、持病も治ってくる。それは、本人が、どれだけ努力するかによって、決まるのだ。それを「苦労」と言うのかもしれない。それは皆が判断していく。神様は、その過程を楽しんで見ている。
男性は、誰かにそれを話したいが、誰も信じてくれない。
わかってもらいたくて、自分がかかった魔法をだれかに、かける。
その魔法は、「助ける」「憎む」「裏切る」「叶える」どれでも好きなものを選べば良い。
彼は、「助ける」を選んだ。
彼は、困っているひとを探す。
何に困っているのか、解決法はないのか、考える。困っている人には気付かれないように。
困っているひとの、一番望むだろうことを、叶える。みんなと協力をして。彼は知らずに、しかしチャンスを活かして行動し、願いを叶えていく。
それが、ここでいう魔法。その過程が日常。
周りの人を巻き込み、力を借りることによって、輪が大きくなり、魔法が確実な結果となって現れる。
魔法をかけられたひとは、あるとき、自分が周りの人たちに助けられたことに気付く。
そしてまた、彼は、だれかに魔法をかける、、、。
神様が、私たち人間を試しているわけだ。
それを見て、面白がっている姿が目に浮かぶ。
現実、起こっているかもしれない。
いま、実際に。





🍀 「優しさ」あるいは「恨み」、、だれにそれを譲りますか
今日も笑って笑って 🍀



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