自宅でリハビリ中

日々思うことや物語なぞ 書いてみます。

停止

停止いま 長い長いトンネルの中に いるような 気分です。 自分の精神的な病気のことを なかなか 認めることができない。 脳が止まってしまった。 リハビリのための 長い文章が 書けないのです。 思い付きで 書いています。 感情が鈍くなっています。 落ち込…

最強でしょ

自分の愛に自信をもつ 悲しいことばかり わたしは ちっぽけ おいてけぼり だけど だれかを想ったり 誰かに優しくしたり 心配したり 慰めたり わたしって 以外と優しい 充分に優しい それが 愛 愛があるってこと 愛をもってるってこと なんだか ぐるぐるして…

変わろうとしている君へ

まだ変わろうとしている また変わろうとしている 誰かにダメって言われたの? 自分に復讐しているみたいだ。 無理やり変わろうとする姿は、決して楽しそうに見えないよ。 変わりたくないって、ココロが抵抗しているから、動けなくなる。 変わりたくないって…

弱音

なにもかも終わりにしたい イヤでイヤで仕方がない これが弱音というものらしい。 ちゃんと、ハッキリ思えたのは、今日が初めて。 みんなどんなときに思うのかな。 ほかの人の弱音が聞きたいと思うのは、変だろうか。 自分のそれと比べたりして。 それも、少…

あした死ぬとしたら

執着も一興 あした死ぬとしたら、という問いを、良く耳にする。 ある中年の男性は、心穏やかに 何事にも囚われずに死んで行きたいと言う。 ある老女は、誰にも迷惑をかけずに、ころっと死にたいという。 わたしは、というと、なにかを追っている状態で死にた…

打ち消してはいけない

打ち消す必要なんかない 戒めなくていい 自分を戒めてる。 打ち消してる。 本来、しなければならないのは、自分を慰め、鼓舞することなのに。 打ち消したら、動けなくなるのに。 訂正し直すのは、正解を求めてるから。 正解なんて、不正解なんてないのに。こ…

ハードル

ハードル、障害。 困難をそんなふうに呼ぶ。 ハードルを越える快感ってあるような気がする。 自分でハードルをどんどん高くしていってしまう。 追い詰めて、追い越す。 そんな自分を称賛して、さらにまたハードルを上げる。 しかし、限界というものが、ある…

10年後

「わあっ!」 思わず手をひろげる。 スタンドにボールが飛んできた。 まぶしく目が眩むほどの照明の下で、お揃いの法被をきたひとたち。真剣に試合を見守る。 今日は、この観戦にひとりでやってきた。この2~3年は、彼女と一緒に来ていた。 会社の野球サーク…

その夢ちょっと待った 夢には二通りある。 目標にするもの、叶えたいもの。 眠ってるときに見るもの。 眠っているときの夢は、そのときの心理状態を表しているらしい。 では、もうひとつのほうの夢には、心理状態は関係ないのだろうか。 関係あると思う。 安…

ブログの投稿

ヒントの神様はいつ降りてくるの みんなは一日のどのタイミングでブログを書いて、投稿しているんだろう。 わたしの投稿は朝が多い。 前日までに書いた原稿を、朝の気分で選んでポチっている。 昨日はあんなに自画自賛していたのに、今朝見ると、なんともシ…

答え

考えてもしょうがないよ だって 答えなんかないんだから いろいろ心配になって、考えすぎてしまう悪い癖。 小さいころからなんだけど、なかなか治らない。 考えすぎちゃう病気ってあるの? って驚いた。 だって自分にとっては、それが普通だったから。 いま…

おじいさんと犬

ウチの2号機、それは次女のことである。いま中学三年生。 長女は初号機。 どこぞのアニメを参考にした。 ウチの2号機の弱点。 それは「おじいさんと犬」。 おじいさんが犬を散歩していると、なぜか泣けてくるらしい。 おじいさんったって、いまどきの腰も…

好きな食べ物

好きな食べものを食べよう 幸せになれない人はいない 好きな食べものは、なんですか。 ダイエットしていたり、低糖質にこだわったり、そのほうが体が調子が良いひとがいる。 その一方で、食べることに意欲がない時があったり、美味しく感じることができない…

あべこべ

え?好きな人ができたって? どんなひと? へー、きれいな女性なんだ。 さばさばしてるって? そりゃあいいね。 ほかには? ずぼら? ああ、そうなの。 良くある話ね。 ほかには? 気が強くて?仕事熱心? そうなんだ。 いいじゃない。 ほかには? 男っぽい…

寝転がってるキミが好き そっぽ向いてるキミが好き 毛繕いしてるキミが好き 水を飲んでるキミが好き 甘えた声のキミが好き 恐い声のキミが好き 逆立った毛のキミが好き すやすや眠ってるキミが好き ネコ好きなともだちを想像して書きました 今日も笑って笑…

好きな色

最近、いろんなひとの好きな色を探るのが面白い。 今日会っていた女性は、赤や銀色が好きで、黒色は嫌いらしい。 ある友達は、ピンク色を好み、グレーの混じったピンクの服を小物をよく身に付けている。 妹は、華やかなハッキリした色を好むし、大きな花柄の…

オレ ワタシ

オレキレイなひとがいた。 明るそうだ。快活に歩いている。 感じ良くレジで会計をしている。 オレは今日は休みでチューハイが切れたので買いにきた。開店と同時に。 見慣れない女性だ。 そういえばさっき、すれ違ったが、前を見て歩いて言った。 声をかける…

32年。

32年。 僕が勤務した年数だ。 高校を卒業してすぐ、働き始めた。大きな工場だ。 車をつくる機械を作っている。 油のにおい、金属の磨耗する音、たくさんの男たち。 どれも精密機械で、実験室、検査室もある。 僕は機械課にいる。 入社5年も過ぎた頃、ある女…

友人

カチャカチャとカップとソーサーが音を鳴らす。お気に入りの紅茶の葉を入れる。 「今週は主人の仕事があまりなくてね、あのひと、ずっと家にいたのよ。」と友人が言う。 人工的に手入れされた手の甲と爪。左手の薬指は、長く使い込まれた指輪をしている。上…

重荷

川で溺れてるキミを、見て見ぬふりできなくて、思わず手を伸ばした。 キミは、抱えきれないほどの荷物をもっていて、半分以上水に沈んでる。 沈んでいるのに、なぜ息をしているんだ。とても平気な顔をして、それでも前に進もうとしている。 なんのために。 …

間抜け

いつも通り鏡を見る。 「わたし」だ。 しかし、端から見たら、違っているらしい。 たっぷりと眠った朝は、やりたいことが、目の前に浮かび、それを達成したい欲望にかられる。 ひとは、それを「前向き」と言うだろう。 その間、集中している恍惚感に満たされ…

雷鳴

窓に激しい雨が伝う。 斜めに降り注ぎ、風とともに叩きつける。 雷鳴が鳴り響く。今夜はその音しか聞こえない。 暗い部屋に青い光が差し込んで、横になったわたしの目のさきには、自分の裸の足が白く浮かびあがる。 身体は、暖かく高揚している。 白いシーツ…

神様のいたずら

こんな話は、どうだろう。 神様が人間にいたずらをしかける。 地上の、ひとりの男性に魔法をかける。辛い思いをして、その後幸せになったり、不幸になったり、何もかわらなかったりする魔法だ。 魔法をかけられた人は、それがとけるまで過ごす。魔法がとけた…

ぼくのお母さん

ぼくのお母さんは、早足だ。 負けじと僕も早く歩く。 歩いて歩いて、お母さんの先を行くことにしている。 お母さんは、一所懸命後ろをついてくる。すごく楽しい。 お父さんも 早足だ。 僕はまた、負けじと歩く。 お父さんに先をこされないように。 三人のと…

特急列車

行ってしまった。 あと数秒だった。 迷っているうちに、乗ろうとしている電車が行ってしまった。 困ったことに、乗りたかった列車は特急だった。降りる駅まで6駅で着く。 焦った。信じたくなかった。 わたしの時計が2~3分遅れていることに気付いた。電子時…

わたし

共有などしたくない。 あのぐちゃぐちゃで、 入り雑じっていて、 ぐるぐる回転していて、 たった少しの冷静さと、 目まぐるしい混沌の、 ながくながく続くトンネル。 悲しくて、狂っていて、ひとりぼっちで。 不安で、怖くて、怯えている。 捨てられて、死に…

階段を落ちたら

もううんざりだ。 ときどき、なにもかも 忘れたくなる。 家族など、仕事など、どうでもいい。 毎朝、やってきた電車に跳び乗る。鉄の錆びた匂いと汗のすえた匂い。自分の身長さえわからなくなる時間。腕の感覚も足の感覚もない。 お決まりの時間に電車は到着…

働くキミ

霞がかった空の向こうに高層ビルが見える。 僕と高層ビルのちょうど真ん中で働くキミ。 キミは今なにを考えているだろう。 キミの髪の匂いが好きだ。肌の感触も。 僕の拙い手の平じゃあ、キミを喜ばせられないけど、精一杯表現しているつもりなんだ。 キミは…

ヒコーキ雲

「あ ヒコーキ!」 息子が空を指差して言う。 「あっちに行くよ!」 息子は思いを馳せて言う。 僕も空をあおぐ。 青い空に一本のスジ。 その10センチ上には、さきほど通ったであろうヒコーキの足跡が残っている。 雲はもうすぐ消えてしまいそうだ。 昨日は、…

母娘

親子だった。 娘は、30才ぐらい。母親は、まだ60才に達していない感じだった。 子供が学校から帰ってくるまでの数時間、母親を車にのせて買い物に来ていた。 豚肉を指差して、「これ、安いんじゃない。」娘が言う。「ほんとね。」母親が言う。 「ほら、さっ…